うみへ日記

日本の古典を硏究してゐます。YouTube「神社のお話」といふチヤンネルもよろしくお願ひします。

2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

口語訳 現代語訳 神道五部書 豊受太神御鎮座本紀 その七

お供された神は、中臣祖大御食津命(おほみけつのみこと)度會郡に鎭座する。御食社である。小和志理命(をわしりのみこと)事代命(ことしろのみこと)、佐部支命(さへきのみこと)、御倉命(みくらのみこと)、屋和古命(やわこのみこと)、野古命(のこ…

口語訳 現代語訳 神道五部書 豊受太神御鎮座本紀 その六

この時に、大若子命一名大幡主命である。御間神社の祭神である。使ひをやつて、朝廷に御夢の有樣を申し上げさせた。すると天皇はその日同じ夢を見られてゐた。「大若子の使ひよ、退きて徃き、鎭祭せよ。」とおつしやられた。この年、物部八十氏の人たち、手…