口語訳 現代語訳 神道五部書 豊受太神御鎮座本紀 その十五 

天皇は倭姬󠄃命に詔された。「男の弓弭(ゆはず)の物は、大刀、小刀、弓矢、楯鉾、鹿皮角、猪皮、忌鍬、忌鋤の類である。女の手末の物は、麻桶、綿柱、天機具、荒󠄃妙衣、和妙衣、荷前󠄃(のさき)の御調(みつき)の類である。天地が生み育んだものを用意し、宗廟の祭りにお供へする。これは仁恩の忠孝である。信が德である。ゆゑに神は德と信とを受けられるが、備へ物を求められないのである。すなはち、神寶を納める。兵器を占つて神財とする。また更に神所󠄃と神戶を定めて、二所󠄃太神宮の毎日の朝󠄃夕のお祭りにお供へする。