口語訳 現代語訳 神道五部書 豊受太神御鎮座本紀 その六

この時に、大若子命一名大幡主命である。御間神社の祭神である。使ひをやつて、朝廷に御夢の有樣を申し上げさせた。すると天皇はその日同じ夢を見られてゐた。「大若子の使ひよ、退きて徃き、鎭祭せよ。」とおつしやられた。この年、物部八十氏の人たち、手置帆負、彥狹知の二神の子孫を率ゐて、忌斧、忌鉏等を以て山の木材を採りはじめて、神の敎へに從つた。度相山田原の地形は廣大で麗しい。大田命は金石を以て地底に太い宮柱を立て、翌年戊午七月七日、大佐々命を擔當者として御鎭座申し上げた。