口語訳 現代語訳 神道五部書 豊受太神御鎮座本紀 その二

崇神天皇三十九年壬戌、天照大神は但馬(たんば)の吉佐宮(よさのみや)に遷られた。その年、止由氣皇太神が秘密の契約を結んで天降られた。その時に大御食津臣命と建御倉命と中臣の先祖、屋船命(やふねのみこと)草木の靈である。今の度相郡に鎭座する淸野井庭󠄂(きよのゐば)神社である。宇賀之御魂稻󠄁女神(うかのみたまいなめのかみ)今小俣神社といふ。宇須乃女神(うすのめのかみ)五穀の神である。宇須󠄀野社といふ。須麻󠄃留賣(すまるめ)神今須麻󠄃留賣社といふ。宇賀之大土御祖神(うかのおほつちみおやのかみ)素戔嗚尊の子である。度相の山田原の地の衞り神である。若󠄁雷(わかいかづち)神今の世に北御門の大明神といふ、彥國見賀岐建與來(ひこくにみがきたけよく)命度相國見神社といふ。天日起命伊勢の大神主の先祖の神である。振魂命(ふるたまのみこと)玉串大内人の祖先である。が從つて來られた。