口語訳 現代語訳 神道五部書 御鎮座伝記 その十二の続き

の要である。神明の德である。故に龍神土神各一座が守護神となつてゐる。太いのを立て、高天原に千木をそばだたせて、鎭まり定まりなさると稱辭を盡してお祭りした。

 

また神寶の是非をよく見定めて、兵器の吉凶を占ひ定めて、御幣物とした。さらに神地神戸を定めて、二所皇大神宮の日ごとの朝夕の大御饌を奉つた。天神(あまつかみ)の敎への通りに、土師(はじ)の物忌造(ものいみつくり)が平瓫(ひらか)を擔當し、丹波道主命(たにはのみちぬしのみこと)が物忌の職に奉仕して、御飯を炊いて供へた。

 

皇太神が重ねて託宣された。我に仕へ奉る時は、まづ止由氣太神宮を祭らねばならぬ。その後に我が宮の祭に奉仕せよ。故に諸々の祭は止由氣宮を先とするのである。